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◆12市道にスポーツセンター建設

 プール、スポーツジム、ジョギングコースなどを揃えたスポーツセンターが低料金で利用できる施設が全国12市道に作られることになった。

 国民体育振興公団は釜山、光州、仁川、大邱、大田など5広域市と京畿、江原、忠南、全南、慶北、慶南、済州などに補給型スポーツセンターを建設すると発表した。振興公団が390億ウォンを支援、年末から順に建設をスタートする。スポーツセンターは地方自治体が用地提供と行政的支援を担当し、完工後の所有権は地方自治体が持つ。


◆南大門と東大門市場が提携

 国内衣類流通物量の30%を占める南大門市場と東大門市場が提携し、南大門市場が観光特区に指定される。

 ソウル市は南大門市場と東大門市場のファッション商権を支援するために、このほど両市場の商店街商人代表10人、繊維・ファッション協会役員と教授6人のほか、ソウル市行政部関係者など21人で「南・東大門ファッション商権発展協議会」を構成した。ソウル市は市場商人等の有名ブランド育成を支援するため、「ファッションデザイン支援センター」を来年下半期にオープンする計画だ。


◆「子供安全公園」を建設

 華城シーランドの火災による犠牲者を追慕して、安全教育の重要性を訴えるために「子供安全公園」がソウル市松坡区馬川洞の天馬近隣公園に建設される。

 松坡区は3日、約900坪の敷地に事業費15億ウォンを投入し犠牲者追悼碑の建立をはじめ、安全体験教育広場、安全遊び場などを揃えた「子供安全公園」を来年6月までに造成すると発表した。

 特に安全体験教育の広場は様々な形の村をミニチュアで建設し、体験を通じた教育の現場に活用する。安全遊び場は三豊百貨店崩壊事故、聖水大橋崩壊事故、シーランド火災事故、大韓航空機墜落事故、西海ペリー号沈没事故など、事故事例の造形物を遊びと教育施設物で構成し、警戒心を高める計画だ。


◆可楽市場で無線競売システム

 ソウルの可楽市場内の青果競売場で4日、果物類の無線入札機による電子競売が行われた。

 仲介人がそれぞれ無線入札機を持ち、電光掲示板に表示された出荷者名と生産地域、品目、数量、品質等級などを見ながら、希望価格を押せば落札者と落札価格が自動で電光掲示板に表示される。競売結果はインターネットを通じてリアルタイムに発表。これによって産地出荷者と消費者はインターネットを通じて流通情報を速かに知ることができる。

 今回は試験的に行われたもので来年、上半期には電子競売システムを完了し、下半期から本格的に実施する計画だ。

(1999.11.10 民団新聞)



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