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21世紀の祖国統一にらみ

平統会議が来月、東京でシンポ



■韓日知識人の討論会も

 「21世紀の祖国統一を見つめよう」と、民主平和統一諮問会議(議長・金大中大統領)と同日本地域協議会(会長・辛容祥民団中央団長)は12月1日、東京の民団中央会館大ホールで、「99統一問題国際セミナー」を開催する。当日は、元国務総理で同会議の李壽成首席副議長が来日するほか、康仁徳前統一部長官をコーディネーターに韓国の教授陣と日本の教授、専門家による統一に対するパネルディスカッションが行われる。

 今回のセミナーは、民主平和統一諮問会議が主催、同日本地域協議会が主管して行われるもので、「21世紀統一に向けた民族大統合の課題」をメインテーマに、「韓半島平和統一への国際協力」と「対北韓『包容(太陽)政策』を通じた統一基盤造成」に関する主題発表と討論を通じて、祖国統一に向けた国際社会の世論喚起と支持基盤拡充を図ることを目的にしている。

 韓国から、平統の李壽成首席副議長(元国務総理)を招き、康仁徳前統一部長官のコーディネートのもと、韓国側識者4人、日本側識者2人の計6人によるシンポジウム形式で進行される。

 パネリストには、韓国側から崔相龍・高麗大学教授、李麻芝・米国ポートランド州立大学教授、任龍淳・成均館大学教授、都俊鎬・朝鮮日報論説委員が、日本側からは小此木政夫・慶応大教授、武貞秀士・防衛庁防衛研究所第3研究室長が務める。

 当日は韓日・日韓同時通訳も予定しており、日本地域協議会では、関東地域を中心に諮問委員はもちろん、民団、傘下団体、関係団体の参加を広く呼びかけている。

 問い合わせは、(3454)4619、民団中央本部国際局まで。

(1999.11.17 民団新聞)



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