 | 金大中大統領を表敬訪問した
貝塚兵庫県知事（右） |
【兵庫】兵庫県の貝塚俊民知事はこのほど韓国を訪れ、金大中大統領を表敬訪問した。
4年前の阪神大震災の際、当時、国民会議総裁だった金大統領が慰問のため兵庫県を訪問した返礼として訪韓したもので、貝塚知事のほか、梶本正・兵庫県議会日韓議連会長、砂野耕一・兵庫県日韓協会長、李且守・民団兵庫県本部団長、崔鐘太・兵庫韓商会長ら総勢9人が青瓦台を訪れた。
訪問を受けた金大統領は貝塚知事に対し、「日本天皇の訪韓と2002年Ｗ杯が成功すれば、韓日関係は揺るぎなく発展するだろう」と述べた。
大統領はまた、兵庫県に多くの在日同胞が住んでいることを念頭に「在日韓国人と日本人との関係が発展していくことは、両国の固い基盤になっていく」と、共生社会実現を強調しながら、地方参政権の早期実現を呼びかけた。
李団長、崔会長に対しても、「自自公３党が合意しているように、近い将来地方参政権は必ず実現するだろう」と述べ、韓国政府としても実現へ最大限の側面支援をしていくことを約束した。
（1999.11.17 民団新聞）
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