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「共生」マダンに500人

兵庫韓国学園が合同文化祭



文化発表会では韓国の
伝統結婚式も再現された

■弁論や合唱、結婚式も

 【兵庫】兵庫県内の韓国学園16教室で学ぶ学園生による文化発表会「兵庫県韓国連合文化祭」が14日、民団兵庫県本部で行われた。同本部が兵庫韓国学園連合会、神戸韓国綜合教育院と共同主催する「10月のマダン」として毎年開催されており、今年で4回目。日本人受講生を含め昨年を上回る500人が参加した。

 第一部の「韓国語雄弁大会」には14人の弁士が参加した。審査委員長らを前にしてスピーチ内容などを競い合った結果、青年会活動をテーマに「自分自身になれる場所」と題して発表した徐善美さん(神戸学園、青年会兵庫県本部)が見事一位を獲得した。

 また、「文化発表会」では20演目が披露された。やはり厳正な審査の結果、「珍島アリラン」などの民謡を歌った兵庫韓国学園のオモニコーラスが一位に輝いた。なお、八団体が参加したユンノリ大会は婦人会兵庫県本部が優勝した。

 各学園では日本人も多く学ぶことから、「10月のマダン」は在日同胞と日本人の文字どおりの共生の場となっている。婦人会では、参加者全員にトックやチヂミ、キムチなど手作りの韓国料理をふるまい、大いに喜ばれた。

 李且守民団兵庫本部団長は「団員と地域の人たちがお互いに理解しあい、両国の発展的友好のために未来志向で頑張っていきましょう」とあいさつ。駐神戸総領事館から丁錫権領事、民団中央本部からも権炳佑副団長が出席し、辛容祥団長のあいさつを代読した。

(1999.11.17 民団新聞)



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