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韓日プロ野球・スーパーリーグ

韓国のレベルアップ見せる



ナゴヤドームでは約2000人の
団員がかけつけ、韓国を応援した

■韓国の1勝2敗1分
最終戦は打撃戦の末、分ける

 プロ野球の韓日オールスターが対戦するスーパーゲーム最終戦は10日、東京ドームで行われ、8―8で引き分け、対戦成績を韓国の1勝2敗1分けとして全日程を終了した。

 最終戦は両チームが点を取り合う打撃戦となった。

 先発の鄭ミン台が初回につかまり、2点をリードされたが韓国は、2回梁ジュンヒョク(ヘテ)と金東柱(斗山)の本塁打などで逆転、3回にも得点を重ねた。

 しかし5回、松井(巨人)、金本(広島)の連続適時二塁打で同点とされ、6回には松井(西武)の中前打などで逆転された。

 韓国は7回、川崎(ヤクルト)を攻め、死球と2安打で1点。さらに二死一、三塁から洪弦佑(ヘテ)の左中間2点二塁打で再逆転したが、8回、松井(巨人)のバックスクリーンへのソロホームランで同点に追いつかれ、そのまま引き分けた。

 韓国は初戦(6日、名古屋ドーム)2―5、第2戦(長良川)3―5と連敗した後、9日の第3戦(福岡ドーム)で3―2と初勝利を挙げた。


■イギョラー!と3500人 愛知と福岡の同胞も大応援

 「イギョラ!」―。韓日スーパーゲームの初戦と第3戦は愛知と福岡の両県の同胞らが球場に駆けつけて大声援を送った。

 初戦のナゴヤドームでは民団愛知県本部(権泰洙団長)を中心に県下同胞2000人が青年会の農楽のリズムに合わせて応援を繰り広げた。

 また福岡ドームでも民団福岡県本部(宣虎采団長)の800人をはじめ熊本、大分、佐賀、長崎の九州各県と駐福岡総領事館、留学生、駐在商社など合わせて1500人が駆けつけ、スタンドを埋めた。

(1999.11.17 民団新聞)



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