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韓国で、金正日打倒運動へ

旧「主思派」がネットワーク



 2000万北韓民衆を救出するため、金正日独裁政権を崩壊させなければならない―。世界人権宣言51周年に当たる10日、80年代の主体思想派の学生運動出身の若手が中心となって「北韓の民主主義と人権実現のためのネットワーク」(北韓民主化ネットワーク、URL=http://www.nknet.orgを結成した。

 北韓民主化ネットワークは創立宣言文を通じ、「北韓で行われている極度の政治的抑圧とそれによって民衆たちの精神的・肉体的死を前にしてこれ以上沈黙することはできない」としながら国内外の良心的人士と連帯し、「金正日政権を打倒し、北韓民衆が解放されるその日まで与えられた責務を果たすことを宣言する」と明らかにした。

 このために革新、保守を合わせたネットワークを構築し、海外団体とも連携していく計画だ。同団体の代表には、80年代の反米青年会の議長として8年間指名手配されていた趙カク氏が就任し、「開かれた社会市民連合」と光州・全羅南道地域の大学総学生会協議会をはじめとした市民団体、大学生、脱北者、知識人などが参加している。

(1999.12.15 民団新聞)



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