 | 韓日共生学習の場となった
長野コリアン・アカデミーの修了式 |
民族大学・長野教室が修了式
59人が修了証手に喜び
【長野】7月から開催されていた長野コリアン・アカデミーの修了式が11日、民団長野県本部会館で行われ、59人が修了した。修了証を手にしたのは全10回講座のうち8回以上を受講した59人。民団中央本部の金宰淑副団長から修了証書を受け取った。また修了者のうち全講座を受講した30人に皆勤賞が授与された。
長野県本部の鄭進団長は「講座に対する期待と関心ではち切れんばかりの気迫があった。21世紀を前に新たな民族性と幅広い知識で在日韓国人としての自覚を継承して欲しい」と修了生を激励した。
修了生の中からは「自分なりに韓国人としての自覚ができた」「内容も素晴らしく、目から鱗が落ちる思いです」と言う声が相次いだ。
また日本人受講生からは「在日の歴史を学ぶことは日本人としての生き方を問われる良い機会でした」「日本の教科書がいかに事実を教えていないか、怒りを覚えるほどでした」との感想も聞かれた。
長野教室は毎月1回、在日同胞の歴史、文化など毎回二講座が開かれてきた。
（1999.12.15 民団新聞）
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