民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 韓国料理
季節の料理
鶏肉と干し明太煮

 韓国を訪れると、結婚式を終えたばかりの新婚カップルを空港でよく見かける。最近は、ハネムーン先も済州道から海外へと傾向が変わったという。

 昔の結婚式は、花嫁の家に両家が集まり、何日もかけて盛大に行い、新郎、新婦を町全体が祝福した。結婚式の供え物の一つとして登場するのが、干し明太と生きた鶏だ。

 鶏と干し明太は、昔から様々な祝い事や祭り事によく使われる素材でもある。また、結婚した娘夫婦の里帰りにチャンモ(妻の母)が娘婿のために、家で飼っていた鶏の中から一番、脂に乗った雌鳥を選んで、腕を振り料理をする。

 「娘婿(サウィ)への愛はチャンモ!」という言葉が生まれるぐらい最高のごちそうでもてなしたという。

 このような習慣は「娘婿は、百年のお客」といって、時代がかわった今も根強く健在している。


◆ 材 料

  ◇ 鶏肉…2分の1羽(中サイズ)
  ◇ 干し明太…1匹(中サイズ)
  ◇ 昆布…1枚(15センチ長さ)
  ◇ 赤唐辛子…1個
  ◇ セリ…1束
  ◇ 卵…1個
  ◇ 砂糖…大さじ1
  ◇ 醤油…大さじ5
  ◇ 水あめ…大さじ2
  ◇ ごま…大さじ1
  ◇ 塩、みじん切りにんにくとネギ、ごま油、コショウ、油、水…少々


◆ 作り方

  1. 干し明太は軽く叩いて柔らかくした後、小骨を取ってぶつ切りにし、水で戻す。
  2. 鶏肉はぶつ切りにし、塩、コショウで下味を整え、フライパンできつね色になるまで焼く。
  3. 昆布は水に戻し、きれいに洗い一口サイズに切る。
  4. ボールに醤油大さじ5、水あめ大さじ2、砂糖大さじ1、ごま大さじ1,みじん切りのにんにく、ネギ、ごま油を入れ、ヤンニョムジャンを作る。
  5. 2の鶏肉、1の干し明太、3の昆布を鍋に入れ、よく混ぜて水を加え、水が少なくなるまで煮る。
  6. 飾りに使う卵は、薄く焼いて、冷まし千切りにする。
  7. 肉の中まで火が通ったら、赤唐辛子、セリを切って鍋に入れ、5分間ふかし、6の卵焼きをのせて盛る。

◆ 一口メモ
  • 鶏肉は、鮮度が落ちやすいので買うときは、日にちを要チェック。
  • 一時期、牛肉の代わりに鶏肉を使った「鶏肉カルビ」がブームになるぐらい人気が高く、鶏肉は、いろんな料理に応用され親しまれている。

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■カロリー = 1,099カロリー
■タンパク質 = 140.7グラム
■脂肪 = 52.1グラム
■糖分 = 56.3グラム
■調理時間 = 約1時間


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