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小学生の部 『優秀賞』
「親孝行」 (中村明日香/女/金剛学園小6年/大阪府)
親孝行というのは,私にとって恩返しと同じ意味だと思っています。どうしても難しく考えてしまいます。
誕生日にプレゼントをあげると母は、「いらない。そのプレゼント、おこづかいで買ったんでしょ。それじゃあいらない。お母さんのお金じゃない」と逆におこられました。だから結局は今年も手紙にしました。
でもよく考えると、確かにお母さんのお金。私がこのことを考えていただけなのに、「明日香、自分のかせいだお金でお母さんにプレゼントして。それだったらもらってもいいわよ」と言ってくれました。
まさにこれが母のぬくもり。この時、私は決心しました。いつになるか自分にはわからないけど、お母さんがん体が不自由になったら、一から十まで世話をしてあげること。今私は11才と言うことは、お母さんは10年間も私を育ててくれた。そんなことを思うとこれはあたり前だ。
今一緖に家庭で過ごしているお母さんは、実のお母さんではないのです。私が1才半の時、死にかけたところをお母さんがひきとってくれました。私のお姉ちゃんは3才で、私とお姉ちゃんの合わせて2人もひきとってくれました。前のお母さんは、私達に興味がなかったでしょうか?この時期は自分で言うのは何だけど、かわいい時期だったはずなのに、1年半の間一回もごはんも食べさせてもらわなかったと父が言っていました。そう考えると、お姉ちゃんはもっとつらかったはず。私は1年間、お姉ちゃんは3年間も….
今のお母さんは最高です。ただ橫で立っているだけでも幸せです。お母さんと会話する時、お母さんと買い物する時、お母さんと一緖に寝る時、お母さんと一緖にいれるだけで幸せです。料理もおいしいし、洗濯干すのも上手だし、とにかくやさしいところが大大大好きです。
そんなお母さんに何をやってあげれば笑ってくれるか、ほほえんでくれるか。お母さんの表情が楽しみ。
私はお母さんにきざ気づかれないように聞きました。「お母さんは何があったらうれしい?」「そうやなぁ、家庭かなぁ」(家庭で親孝行!?)
「なんで?」「なんでもなんもない」
私はすごくうれしかった。こんなにも愛されているなんて。えっと家庭って言うのは、家族が集まって一つの家で生活をともにする…?う~ん難しい。まぁとにかくイコ-ル家族が好きってことだよね。って言うことは私も!?じゃ簡単じゃん!!
私はすぐ「お母さん!皿洗いする!!」「あんたはまだ危ない。もっと大きくなってからな」こんなすぐきょひされるなんて。
お母さんは私に、「あんた熱でもあるんちゃうか?いつもぐうたらしてる明日香が自分から家事を…。まぁ何考えているんかわからんけど、大きくなってから。わかった!?」
私はやりたいのにきょひするお母さんに言ってしまった。
「私、お母さんに親孝行したいねん。やから、やから…」
お母さんは笑って私の背中をさすった。「明日香,誕生日プレゼントの時に言ったやろ。大きくなってやったら何でももらうわって。今はお母さんにおもいっきり甘えなさい。ねぇ」さすがお母さんのぬくもり。すごくあたたかい。
結果、かたたたきでいいよって母が言ったので、トントントントン私は日頃の感謝をこめてお母さんのかたをたたきました。
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