| 河回というのは、壬辰乱(文禄役)時の名宰相、柳成龍の後裔が住んでいる今の慶北安東地方の両班村をいう。ここは河がコの字型に迂回しているので、河回という名がついたそうだ。
この地方のソナン祭は、17歳の少女祭神を祀るもので、10年に1回ずつ行われる。旧正月1日の早暁、祭主と演者の広大がソナン堂に上り、鈴がついた降神竹に祭神を移して下山し、準備された舞台で6場面の仮面劇を演じソナン神を慰める。
その翌朝早く、祭主と広大が再びソナン堂に上り、祭の終わったことを告げた後で帰路に村の入り口で婚礼の儀式を行い、17歳の未婚の処女のソナン神に最後の別れを告げるという。このお祭りは農作物の豊作を祈る意味があるそうだ。
画・文
木丁・金龍煥
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