| 韓国には弦が6本のコムンゴと12本のカヤグム(カヤ琴)という全くよく似ている2種類の琴がある。共に共鳴管の胴体に弦が張られ、音程を作るため同じ数の雁足が各弦を支えている。演奏者はこれを右膝の上にのせて、左手で弦を押さえながら右手で引くのは日本の琴と同じだ。
コムンゴは、高句麗時代王山岳という人が創案し、カヤグムは、カヤ国の嘉実王が作った楽器だと言われている。
胴体は音がよく響くように空洞になっていて、大きさは長さ約1メートル半に、幅28センチくらいである。
私は昔、韓国のコムンゴ名手として白楽俊、申快童らの名を聞いているが、カヤグムでは朴貴姫と韓国無形文化財でハワイに移住して亡くなった成錦鳶しか知らない。
去年、市ヶ谷の法政大学講堂で行われた池成子一門のカヤグム演奏会を私も聴きに行ったが、彼女は東京にカヤグム研究所を持つ成錦鳶の娘である。
画・文
木丁・金龍煥
|