| 今のように人工衛星による気象観測が自由に出来ると、雨の予測が出来農家は大変便利だが、昔はそうはいかなかった。
水利の便が悪い場所にある田は「白沓」といって、天から降る雨以外には頼ることが出来なかった。だが近くを流れる川水でも利用できる場所にある田では、どうしても自分の所有田に先にたくさんの水を引きたいのが人情でここに「我田引水」という言葉が生まれた。
「ヨンドウレ」というのは、丸木船のように長い丸太をくりぬき、その中心に縄を付けてつるし、片方に溜まった水を、別の場所に移すのに使用する便利な汲み上げ機だ。このヨンドウレは両方の推量の高さに差がありすぎると、水を汲み上げるのに骨が折れる。
これに全く似た汲み上げ機に、長い丸太の片方に水桶を付け、中心を台の上にのせて、もう一方の橋を操りながら水を汲み上げるのがあり、これは「ドウレ」といい、かなり高いところにも汲み上げることが出来る。
画・文
木丁・金龍煥
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