| 支配層である両班階級の次が中人階級だが、これはさらに上、中、下に分類される。文武の2品以上の官職にある両班の庶子とか医官、訳官、天文官、地官などの技術官が中人の上部に属し、下級両班の庶子、戸長、録事、算官、律官などの技術者は中級で、無職両班、書吏、六房護衛、軍校などは下級に属した。
当時ソウルの中心を流れていた清渓川の両側は、金銀細工を専業とする下級仲人の「銀房都家」の集合地であった。
中人階級の訳官は中人中の花形で、訳語人、訳学人、舌人、舌者などと呼ばれ朝鮮王朝の外交において通訳を受け持つ花形であった。漢語、倭語、蒙古語、女真語に通達せねばならなかったが、一人が一カ国語に通ずればよかった。彼らは語学の実力にしたがって通事、押物、押馬、打角夫と呼ばれ、使臣に随行して外国出入りの多い人は、密貿易で一財産作る人もあったという。
画・文
木丁・金龍煥
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