| 朝鮮朝社会の基本単位は個人ではなく、家族であった。家父長制度に基づき、血族は大同団結し宗族一門をつくった。そして家族内部においても、家長と家族構成員の間には厳格な上下関係があった。そして家長には、家族に対する統率権と悖倫行為に対する制裁権があった。
対外的には家長は、家族成員を代表して契約など法律行為を行い、対内的には、扶養、教育の義務と婚姻、懲戒など統制権を持っていた。
また子供や妻、妾、奴婢が、国王や国に対する謀叛、反逆以外の妻で父母や家長自身を告訴した場合は、その事実の真偽にかかわらず絞首刑に処する権利もあった。
それから家族の中で罪を犯した場合、代替囚として同一家族中、別人を指名、処刑させることもあったが、場合によっては下僕を代替されることもできたという。このような血縁的紐帯は、族閥政治の弊害を生み、その名残は今も続いている。
画・文
木丁・金龍煥
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