| 豆は5月ころ種をまき秋には取り入れる、我々の常食品のひとつだ。腰に付けたティウンバクとかタレキと言う入れ物に種豆を入れ、畑のうねに沿って棒かホミで地面に穴を開き、10粒ほどの豆を入れて足の踵で踏み固めるのを、30センチくらいの間隔で繰り返して植えていく。馴れた人は、ホミで穴を開け種豆を入れ、足で踏むことをほとんど同時にやってしまうくらい動作が素早い。
豆は収穫の時期が大変重要で、早くても遅くても美味しい豆にはならないと言う。豆は普通畑に種をまいて収穫するが、水田などの細いあぜに植えるのも特徴だ。秋になると、私はいつも村の子供達とコンスリをしたことを思い出す。今こんな事をすれば警察沙汰に間違いない。人の畑の豆を道ばたで焼いて食べる時の楽しさ、畑の主に見つかってもせいぜい小言くらいで大目に見てもらった時代であった。
画・文
木丁・金龍煥
|