| 韓国は昔から虎が多く、ソウル市内にまで出没して人や家畜をさらっていくことが多かった。もちろん今はそんなことはないが民間人の出入り禁止区域に指定されている休戦ラインには、最近たまには虎が出てくることがあるという。
韓国では昔から、虎や熊を捕らえるのに、「ビョラクトル」という猛獣用の罠をよく用いた。直径15〜20センチに、長さ6尺くらいの丸太を編み、2本の樫の木のつっかい棒で地面に斜めに支える。そして重い石を丸太の上にのせた後、餌になる子犬をつっかい棒の橋に結わえておき、虎が餌に食いつくと同時に棒が倒れ、石を乗せた重い丸太が虎の上に覆い被さるという、素朴な虎退治方法だったが、この方法で昔は大勢のソウル市民を虎害から護れたという。
画・文
木丁・金龍煥
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