| 日本では来客や農村での休憩時間には、お茶を出すのが習わしだが、韓国では酒を出すのが普通で、これを酒案床という。韓国が他国人より特に酒が好きだというわけではないが、食事の時日本の晩酌と同じくバンジュ(飯酒)をする。私の家でも祖父の食卓にはいつも杯がついて出てきたのを覚えているし、伴酒が過ぎた父は後で大酒飲みになった。来客の場合は、食卓が出る前に必ず酒案床という晩酌の膳が別に出た。韓国ではお客にお酒をもてなすことは当然の習慣になっているのだ。もし、そばに知らない人がいた場合でも、酒は必ず勧めるべきで、これをしないと彼は無視されたことになるのである。
また韓国の酒席に欠かせない礼儀は、年長者と対座した場合年長者より先に杯を持たないことと、酒を飲む姿勢も横か後ろを向いて飲むのが礼儀とされている。
画・文
木丁・金龍煥
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