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農繁期になると、田植えや草取りに村全体が助け合う「プマシ」という組織があり、これを「農契」ともいった。
労働力の貸し借りで、次から次へと時期に遅れないよう、能率よく仕事をする理想的な農村の相互扶助組織だ。
広い農地を持つ地主の田植えの日は、大勢の人が集まり大変な賑わいだ。昼食時になると田圃の近くの広場には、地主の家族総出で炊き出しをする。
仕事を終えたイルクン(農夫)たちは、近くの川で手足を洗ったあと、すでにスッカラ(匙)を持って待っている子供を連れて、定められた席につく。
貧農の家では、昼食時に父親が手伝いにいった家に子供を呼んで一緒に食事をすることがよくあった。
慌しい昼食が済むと、農夫たちは木陰の下で、ひとときの昼寝をするのが慣わしになっていた。
画・文
木丁・金龍煥
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