| 冬至は一年中で日中の時間が一番短い日で、芭暦の11月にやって来る。
韓国ではこの月をトンジタル(冬至の月)という。昔は冬至の日を「亜歳」といって、各家庭では小豆粥を作って食べたり祠堂に供えたが、これは古代には冬至を正月にしていた名残だという。
小豆で作るこの日の粥の中には米で作った鳥の卵ほどの団子を入れるのだが自分の歳の数だけ食べないと本当の歳はとらないと言う。老人は黙っていても歳をとるのが口惜しいのに、1912年生まれの私なんか75個も団子を食わされたら即死するだろう。
またこの日は赤色の小豆を怖がる死んだならず息子が鬼になって親をつけ狙うので、これを退治するため、赤い小豆粥を炊いて壁や柱にふりかけ、災厄を免れるまじないにしたと言い伝えられている。
画・文
木丁・金龍煥
|