| 歳がばれて恐縮だが、私が小さいときは「当百銭」「大韓通貨」などという文字の入ったまん中に四角い穴のあいた葉銭がまだ通用していた。
それでお正月とかお盆にはお年玉でもらったお金で、よく「トンチギ」をやった。5メートルくらい離れた距離に穴を掘り、その穴に金を投げ入れたあと、そこに石を投げ穴から突き出された金が、その人の所有になるという遊びである。
私が記憶する当時の通貨は、この葉銭が最低単価でこれを一枚持っていくと小さなあめ玉がひとつ買えた。そしてこの葉銭5枚で、5厘という銅貨一枚に取り替えることが出来た。
戦争になり硬貨が少なくなるにつれ、その遊びも次第に廃れたが、親たちは賭博性があるといって喜ばなかった。
現在、韓国ではトンチギ遊びはほとんど無くなっている。
画・文
木丁・金龍煥
|