| ユッノリは、アリランと同じように韓国人であれば誰でも知っている正月の遊びのひとつである。
ユッパンという両面を書いた紙を置き、10センチほどの木の棒を半分割った形の4本のユッを投げた結果によって、ユッパン上の駒を進めるようになっている。
ユッを投げて出た数の名称はト(刀)、ケ(介)、コル(木)、ユッ(栗)、モ(牛)と呼び、駒を動かすユッパンは頂羽の最後の決戦場「垓下」の陣形をかたどった物だという。
このほかにバム(栗)ユッ、コン(豆)ユッ、パッ(小豆)ユッなどがあり、茶碗や湯飲みに入れて数回振って投げるのは日本のサイコロ遊びと似ている。
昔は年初に農村では「山農」「水郷」というふたつの組に分かれユッノリで争い、その歳の作物が高地帯、低地帯のとっちが豊作になるかを占ったという。今の韓国では都会や地方を問わず、ますますユッノリは盛んになっている。
画・文
木丁・金龍煥
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