| チャンノン(たんす)や、バンタジ(蓋を上下に開くたんす)などの家具につける金属の飾りを作る人を、豆錫匠という。本当は装飾匠ともいうべきだが、装飾という言葉はあまりにも広義的に使われる単語なので、鉄板で木製家具の部品だけを作る彼らのことを飾の字の代りに錫の字をあてて、装錫または斗錫匠と呼んだ。彼らが使用している材料が錫などの金属類だから、このように呼ばれるのが妥当であるかも知れない。
古来から伝わっている装錫の形は三角、菱形、蝶形、イチョウ形などが主だが、「別銭」の形も取り入れたから面白いと思う。
別銭とは、昔通貨を作る時、余った素材で国家の記念祝賀用か装飾用として作った硬貨で、正式通貨ではない。
装錫の形に似ており、国立博物館の朝鮮朝貨幣展示室に保管されている。
画・文
木丁・金龍煥
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