| テジャンカンと読むがこれは鍛冶屋のことで、地方によっては「プルムカン」ともいう。プルムとは、火を起こす時しごいて風を送るふいごのことである。昔はテジャンカンは、地方の市場や各村単位に必ず一件ずつあって、農機具や他の金属の生活道具をここで製作、供給していた。
「テジャング」と呼ばれるここのボスは、長い間この仕事に従事している熟練した技術者で、その下に一人か二人の助手がおり、これを「ヤジャング」と呼ぶ。
韓国の鉄の歴史は、3000年も前に遡ると言うが、昔の鋳鉄所の跡は今どこにも見ることが出来ないが、鍛冶屋は今でも地方に行けば見ることが出来る。
少年のころ田舎のたんぼ道を歩いていると、遠くから聞えてくる村はずれの鍛冶屋の槌音が、今でも夢のように聞えてくる。
画・文
木丁・金龍煥
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