| 家屋のような、人が住む建物を作る大木匠に対し、お膳、硯床、タンスなどの家具を作る人を小木匠という。
このような木工芸は、慶尚南道統営(今の忠武市)、全羅道羅州、黄海道海州が名産地とされており、ここで作られた製品の中には、後日、朝鮮朝木工芸として評価された傑作品がたくさん残されている。技術も巧みであったが、味気ない現代の多産的機械製品に比べ、人間的郷土の味がにじみ出ているからであろう。
今ソウルに行けば、往時の名匠たちが作ったこれらの作品が骨董品として店頭に並び、百貨店や土産物屋には現代の小木匠が作った螺細漆器など傑作品をいくらでも買うことができる。
画・文
木丁・金龍煥
|