| 日本で畳を作る藺草のことを、韓国では「ワンゴル」という。日本と同じように平座生活様式の韓国では、色々な座席工芸が昔から発達しており、今日に至るまで韓国人が最も好んで使う敷物は、このワンゴルで作った草席という「ワンゴル」花紋席であろう。
藺草は一年草の草で、韓国の農家ではこれを席材としてわざわざ田圃に栽培する。春に種をまき、8月ごろには刈り入れて乾かし、茎を細く割って花紋席を織るが、他にも肩掛け「マングテキ」、草笠という帽子、案席(背もたれ)や、方席(座布団)などが作られる。
韓国に旅行する人は空港で、これらの土産物が売られているのを見ることが出来る。
藺草の名産地は慶尚北道の安東、礼安などで、今では江華島も華紋席産地として名をあげている。
画・文
木丁・金龍煥
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