| 2002年FIFAワールドカップがいよいよ開幕する。ホスト国として最低のノルマはベスト16入り。5大会連続6回目のワールドカップに挑む韓国だが、未だ1勝すら挙げていなかった。
悲願達成のために韓国は昨年1月、世界的名将、フース・ヒディンク氏を招聘した。韓国国民の大きな期待を背負って就任したヒディンク監督は、まず、韓国の欠点を見いだす作業からスタート。そのためには強豪国とのテストマッチが必要だった。その課程で大敗することもあった。
目先の結果だけを求める韓国の国民性。ヒディンク監督はチーム再編成の課程で周囲の雑音に悩まされたがこう明言した。「2002年6月、韓国を世界が驚くチームにする」。
若手を着実に育て、ベテランとの完全調和を実現させた。そして、わずか1年あまりで世界王者を脅かすチームに完成させた。W杯直前のテストマッチではスコットランドに大勝したほか、イングランド、フランスと互角以上の戦いを見せ、「欧州コンプレックス」を完全払拭した。
絶好調で本番を迎えた韓国。力強く生まれ変わった「アジアの虎」たちは初勝利とベスト16どころか、ベスト4を実現した。
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