(以下記事は2024-7-24付民団新聞から引用)
婦人会愛知県本部(裵福蘭会長)は7月21日、6年ぶりの開催となる「自体研修会」を愛知韓国人会館で開催し、本部、各支部会員ら140人が参加した。
来賓には金星秀駐名古屋韓国総領事の徐榮花令夫人はじめ民団愛知県本部の李孔一副団長、婦人会三重県本部の尹栄子会長、婦人会岐阜県本部の金延熹会長らがかけつけた。
裵会長は「今日は婦人会の各部の役割や健康を維持する運動などについての講演会。婦人会が在日のためのボランティア団体であることの自覚と誇りを持って研修会に臨んで下さい」と激励した。
午前の部では、「婦人会各部の役割」について民団愛知県本部の丁光栄総務部長が、民団と婦人会の役員就任条件の違いや、監察と監査の違い、各部の役割を説明し、「民団と婦人会は在日の団体であり、誇らしい組織作り、笑顔あふれる婦人会を作っていこう」と呼び掛けた。
次に「知っていれば役にたつ介護」と題して、介護福祉士で介護支援専門員でもある鈴鹿豊さんが、介護保険制度の仕組みと基本について講義した後、裵会長がモデルとなり、ベットからのお越し方や車椅子の乗り方を実演した。
午後の部は「笑顔で長生き体操」をテーマに、高齢者の体力向上クラブや小学生(低学年)のスポーツクラブを指導している関山美智子さんが、正しい姿勢や歩き方、腰痛予防、脳トレにつながる運動を実演し、少しずつでも毎日継続していくことが自分を守ることにもなると強調した。
最後は「オペラの世界にようこそ」と題して、ヨーロッパで16年間オペラ主役歌手として活躍し、ドイツ国家演奏家資格も取得しているオペラ歌手の安錫勳Johannesさん(名古屋芸術大学非常勤講師、音楽企画「安」代表)が、「アリラン」や「千の風になって」、「懐かしい金剛山」など7曲を披露。会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
参加者からは「とても充実した研修会だった」、「楽しく勉強になった」といった声が聞かれた。