第58回韓日歴史・文化フォーラム

  • 名古屋の朝鮮通信使再現行列
  • 講演の様子
  • 堀崎嘉明 講師
  • 充分な感染防止対策

前回に続きハイブリッド方式で
第58回韓日歴史・文化フォーラム(同実行委員会主催)が2月9日、オン・オフハイブリッド形式で開催され、愛知韓国人会館には駐名古屋総領事館から金容必領事、金承煥領事をはじめ35名が参加、またオンライン(YouTube Live配信)での参加者は60名でした。
オフラインの会場では、新型コロナウイルス感染防止のため、最大収容人数300名に対し、上限を50名に設定し、体温測定、アルコール消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、アクリルパーテーションの設置など対策を万全にした上で行いました。

今回は、愛知県歴史教育者協議会会員、堀崎嘉明氏を講師にお迎えし「庶民が見た朝鮮通信使-尾張路での善隣交流から―」を題目にご講演していただきました。
講演では過去に民団愛知が主体となって朝鮮通信使を再現した「名古屋まつり」の話題にも触れられました。

講演の内容はYouTubeで視聴できます。下記をクリックして下さい。
【第58回韓日歴史・文化フォーラム 動画】

朝鮮通信使とは
江戸時代、豊臣秀吉による朝鮮出兵(壬辰倭乱・丁酉倭乱)で悪化した関係を改善しようと徳川家康の呼びかけに、対日外交の復活を願い李氏朝鮮から国書を携えた通信使隊が海を渡り約4000キロに及ぶ旅路でやってきました。
2019年にはユネスコの「世界記憶遺産」に登録され、現代では韓日の架け橋的な存在として、民団愛知では「岡崎家康行列」や「名古屋まつり」で再現行列を行っております。 

韓日歴史・文化フォーラムとは?
この韓日歴史・文化フォーラムは、2004年に退任した柳洲烈(ユ・ジュヨル)元駐名古屋韓国総領事が、2001年11月からほぼ毎月開いていた「韓日歴史座談会」を継承・発展させようと、当時の有志7人が呼び掛け人となって始まりました。
現在は民団愛知を事務局にボランティアで実行委員会を構成、3ヶ月~4ヶ月に一度の割合で、韓半島の歴史・文化などこの地方でも縁のある題材を中心に、その分野では著名な講師を招き開催しています。
今後も新型コロナの動向を注視しつつ、定期的に開催していく予定です。

韓日歴史・文化フォーラム 特設サイトはコチラ
 

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