愛知商銀が総代会を開催…新理事長に大原清三氏

  • 総代会の様子

※以下の記事は、民団新聞(2022年7月6日付)から引用

信用組合愛知商銀(大原清二理事長。本店・名古屋市、第69期)は6月28日、民団愛知本部会館で開催。

出口の見えないコロナ禍生活に加え、人流・物流の停滞から更なる景気後退が懸念されるなど、地域経済の見通しも予断を許さない状況が続いている中、信用組合の基本理念に立ち返り、地域密着型金融に注力するとともに、コロナ禍に喘ぐ地域中小事業者に対し、伴走型の事業支援を積極的に進めた。

主力商品の「シルバー定期預金」と「すまいる定期預金」の堅調な売れ行きにより総預金は前年比30億7500万円増の1113億円5100万円とし、貸出金は、コロナ関連支援融資や不動産関連融資が増加したことなどにより前年比29億8900万円増の799億900万円とした。

収益は、貸出金や有価証券運用残高の拡大により利息収入が増加したことで経常利益は5000万円増の5億1800万円、純利益は1300万円増の4億5500万円となった。

自己資本比率も8・13%と国内基準である4%を大きく上回った。

役員改選が行われ、大原清二理事長が退任し、新たに大原清三氏が理事長に就任した。

大原新理事長は「引き続き、①法令遵守②取引先の拡大③人材育成④安定収益確保⑤不良債権管理⑥事務ミス撲滅⑦業務の効率化を経営モットーに、実効性のある取組みを展開する」と語った。

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