コラム・特集 リスト

〈知〉の世界を拡げる『訓民正音』 言語学者・野間秀樹さんに聞く

 15世紀半ば、朝鮮王朝の時代、世宗大王は有能な学者たちを登用し、〈訓民正音〉(くんみんせいおん)を創製した。〈訓民正音〉は〈正音〉(せいおん)とも呼ばれ、後にハングルと名づけられた。「ハングルを見据える中で、私たちは〈音(おん)が文字となる〉驚くべきシステムを目の当たりにする」と語る言語学者の野間秀樹さん(57)は、このほど、著書『ハングルの誕生−音から文...

2010-08-15

おおらかな古代の国際交流 「友好」の知恵が見えてくる

ロマン説く研究家 宮田太郎さん 韓日のこれからの関わりを考える上で、近代や中世より以前の「古代史」にむしろ注目することで何か学ぶべきことはないのだろうか。「かつての〞古代〟という時代にこそ、朝鮮諸国と日本が力を合わせ協働し友好関係をもった歴史の事実があった。それを深く知ることから新たな韓日友好の時代を創る知恵も見えてくる...

2010-08-15

歴史の闇掘り起こす 日帝時代の舞踊家・崔承喜

 植民地時代、朝鮮や日本ばかりでなく、世界で活躍する朝鮮人の舞踊家がいた。光復後は北に渡り、やがて消息を消し、戦後の日本ではほとんど忘れ去られた。その名は崔承喜。この夏、彼女を主人公にした小説が出版された。作者の西木正明氏に、この本に託した思いを聞いた。 「大輪の花」に光再び 改めて問う「北」での暗転 併合10...

2010-08-15

角田房子3部作−韓日関係100年を読む

「加害の過去知らずして未来ない」  ノンフィクション作家、角田房子さんが亡くなったのは今年の1月1日。95歳であった。折しも、韓国強制併合から100年目を迎えた年。これもなにかの因縁なのであろうか。100年間の韓日関係をテーマにした彼女の3部作(新潮社刊)−−『閔妃(ミンビ)暗殺‐朝鮮王朝末期の国母』、『わが祖国‐禹博士の運命の種』、『悲...

2010-08-15
2010-08-15

母国での夏!大満足 絆深めたオリニジャンボリー

 全国の在日同胞児童が母国に集い、民族にふれ、仲間たちとの絆を深める夏の祭典、「2010在日同胞オリニジャンボリー」が1日から5日まで、「ともに学び、たっぷり遊ぼう」をスローガンに京畿道抱川市とソウルで行われた。 北は北海道、南は沖縄から329人のオリニが参加。オリニたちの世話をするリーダーとスタッフらに助けられ、母国での夏をおもいっ...

2010-08-15

<2010オリニジャンボリー>次世代パワー、母国でバクハツ

452人が一体の5日間 1日から4泊5日間開催された2010在日同胞オリニジャンボリーは5日、全日程を終え、参加したオリニをはじめ世話役のリーダーとスタッフ452人は、大きな...

2010-08-13

サッカー女子U20W杯 韓国ベスト4入り

在日3世も奮闘…康裕美選手 FIFAU20女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会が13日から始まり、韓国がベスト4に進出した。韓国女子代表は26日未明(日本時間)、ドイツ・ドレスデンで行われた決勝トーナメント1回戦でメキシコと対戦、イ・ヒョンヨン(驪州大、19)、エースの池笑然(漢陽女子大、19)のゴールなど...

2010-07-28

<体育会特集>第91回韓国国体慶尚南道大会 在日の意気一丸で示す

 在日本大韓体育会(朴安淳会長)は、10月に慶尚南道(晋州市とその一円)で開催される第91回全国体育大会(韓国国体)に、200人規模の在日同胞選手団(金昭夫引率団長)を派遣する。慶尚南道(釜山、蔚山などを除く)は82年、97年に続き3度目の開催地となる。 総合優勝 必ず奪還 実力選手120人派遣  在日同胞の出身地(...

2010-07-28

<体育会特集>金昭夫引率団長 熱き思い

次世代育成 着実に スポーツ育成基金に夢託す  第91回全国体育大会在日同胞選手団の引率団長を務める民団中央本部の金昭夫副団長は、今月3日に北海道で開催された体育会理事会の席上、「在日スポーツ育成基金」の設立を提案し、その一助にして欲しいと1000万円を伝達した。金副団長に今国体への意気込みと基金設立を提案した思いを聞いた...

2010-07-28

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