掲載日 : [2017-06-28] 照会数 : 7644
<民団米子支部>独居の高齢団員慰問…手作り弁当持参で
【鳥取】民団米子支部(金孝行支団長)と婦人会米子支部(李尚子会長)は17日、米子市内で独り暮らしをしている林粉守ハラボジ(95)をはじめとする高齢団員宅3軒を回り、温かい手作り弁当を届けた。弁当には李会長が炊きあがったばかりのご飯を詰めた。おかずは豚の生姜焼きをメーンにナムルとキムチ、チヂミなどを添えた。
この日は事前連絡なしの「サプライズ訪問」。お年よりたちは「今日は何事ですか? わざわざ来てもらって」と一様に驚きの表情を見せた。金団長が趣旨を説明し「体調はどうですか。困ったことがあればすぐに飛んできますから」と話すと、「忙しいのにこんな年寄りの家に来てくれてありがとう、お茶でも」とようやく顔を和ませた。
金支団長は「3人とも支部活動を応援してくれる大事な団員さんたち。小さな支部だからこそ、こうした交流を大切にしていきたい」と話す。
米子支部の団員数は約60世帯。このうちの約半数が70歳以上の高齢者世帯。金支団長は「今年は冬が長く、なかなか団員宅を訪問する機会に恵まれなかった。お年寄りが体調を崩しがちな暑い夏がくる前に訪問しなければと思った」と話す。次回訪問は3カ月後を予定している。
(2017.6.28 民団新聞)