敬老慰問を実施70歳以上宅に米…民団鳥取本部

　【鳥取】民団鳥取本部（黄龍也団長）は鳥取市内に住む70歳以上の高齢団員宅を訪問し、お米各10㌔を届けた。敬老事業と秋季恒例の家庭訪問を兼ね、9月24、25の両日、黄団長と薛幸夫常任顧問ら3人であわせて20数軒を回った。

　高齢者宅ではあいさつもそこそこにまず体調を確認した。95歳を超えるハルモニは、薛常任顧問に「ありがとう。おまえの母さんが亡くなってさびしい」と快活に応えた。かけがえのない伴侶を失って間もない老婦人たちからは「昨夜一睡もできなかった」「主人を毎日のように思い返す」という言葉が返ってきた。

　このほか、鳥取市街に住む高齢者宅にも米の配送・配布を済ませた。
（2020.10.19 民団新聞）