掲載日 : [2020-10-28] 照会数 : 5058
パネルで「誠信交隣」呼びかけ…「朝鮮通信使」展
[ 駐日韓国大使館から関係者3人が来場 ]
【埼玉】「未来への道標『朝鮮通信使』パネル展」が25日まで、さいたま市の浦和コムナーレ展示コーナーで開催された。「朝鮮通信使」にならい「誠信交隣」を目指して活動してきた「川越唐人揃いパレード」、「21世紀の朝鮮通信使 友情ウオークの会」、NPO法人「高麗博物館」の3者が共催した。
展示パネルは関連資料を含め約100点。「川越唐人パレード」は昨年まで15年間の歩みを歴代のポスターやパネル写真で振り返った。また、2007~19年まで7次にわたってソウルー東京間を踏破してきた「友情ウオークの会」では主な道程と韓国と日本での思いがけない歓迎ぶりを中心に紹介した。
23日は駐日韓国大使館から関係者3人が視察に訪れた。黄明錫参事官は1711年の通信使を基本に描いたとされる「川越大絵馬」(川越市立博物館所蔵)のコピーに特に関心を示し「朝鮮通信使の精神が市民の間に引き継がれ、いまも生きていることが素晴らしい」とコメントした。
(2020.10.28 民団新聞)