掲載日 : [2017-02-08] 照会数 : 4638
北の威嚇に共同対処…黄大統領代行と米国防長官が同盟関係強化で合意
訪韓したマティス米国防長官は2日、政府ソウル庁舎で黄教安大統領権限代行首相と会談し、「韓国が北韓の挑発に直面している状況で、韓米関係をさらに強化させていく。両国は北韓の威嚇にともに対応しなければならない」と述べた。
マティス国防長官は「トランプ大統領から、両国の同盟は優先順位が高いと考えている事実を明確に伝えてほしいと話があった」と語り、「米国は、韓国がアジアにおいて安定的で繁栄している民主主義社会であり、自由なアジアを目指しながら、そのための政策を推進していることをよく理解している」と説明した。
黄代行首相は「マティス長官が韓国を初の海外訪問地に選んだことは韓米同盟の重要性や今後の発展の可能性を対内及び対外的に明白にした意味あることだと考える」と伝えた。
また、「韓国は米国が関わったベトナム、イラク、アフガニスタンでの戦いにともに参加した唯一の国」と強調したうえで、「これまでの60年間、韓米同盟が安全保障や経済の分野などでグローバルパートナーシップとして発展してきたことを高く評価する」と話した。
さらに「韓米両国は韓半島の平和と統一を目指す同盟としての意味が大きい」とした上で、「今回の訪韓を機に多くの成果が出ることを期待する」と話した。
韓国側から青瓦台(大統領府)の金奎顕外交安保首席秘書官、韓民求国防部長官、米国側からはナッパー駐韓米国大使代理らが同席した。
(2017.2.8 民団新聞)