掲載日 : [2016-09-28] 照会数 : 5833
強制労働犠牲者166人を偲ぶ…追悼碑管理委員会
【岩手】解放前、釜石鉱山などで強制労働させられ、県内で亡くなった同胞を偲ぶ第21回追悼之碑慰霊の式が12日、滝沢市にある岩手産業文化センター敷地内の碑前で執り行われた。
主催は追悼碑管理委員会(樋下正信委員長)。地元の民団と総連関係者、県日韓議連などの関係者60人が参列した。
民団岩手本部の申百団長は式辞で、「韓半島の平和と安定、そして韓日親善友好のために懸け橋の役割を担い、明るい未来のために尽くしていく」と誓った。達増拓也県知事からも哀悼のメッセージが寄せられた。
追悼碑管理委員会のこれまでの調査によれば、犠牲者数は少なくとも166人にのぼるという。このうちの144人については氏名が判明している。
(2016.9.28 民団新聞)