掲載日 : [2016-11-09] 照会数 : 6348
「在日の立ち位置しっかり」…同胞リーダー育成東北教室
【宮城】民団の第229期在日同胞リーダー育成スクール東北教室(2016年東北次世代プロジェクトセミナー、学生長=金東暎・宮城県本部監察委員長)が5、6の両日、民団宮城県本部で開かれ、5地方から34人が受講した。
民団の現状と課題や規約について学習した受講生は、3班に分かれて分任討議を行った。与えられたテーマは「組織のトップになったら何をするか」。1班は「次世代のための開かれた民団運営」、2班は「次世代団員受け入れ拡大事業の実施」、3班は「オリニ教育の環境強化」と決め、1,戸別訪問の実施2,SNSの活用3,継続的なオリニイベント実施4,韓国文化に親しむためにメディアの活用などを解決策に挙げた。
特別講義を担当した呉公太中央本部団長は「本国の政局が混乱しているが、こういう時期だからこそ在日の私たちが自らの立ち位置をしっかりと定め、揺らぐことなく与えられた任務をしっかり全うしなければならない」と強調した。
(2016.11.9 民団新聞)