掲載日 : [2016-08-15] 照会数 : 10747
在日同胞も参加を…孫基禎平和マラソン
[ 昨年の「孫基禎平和マラソン大会」。今年は2万人が参加予定 ]
金メダル獲得80周年記念
来たる11月20日、ソウルオリンピック記念陸上競技場を中心にソウル市内を走る約2万人規模の「孫基禎平和マラソン大会」(主催・孫基禎記念財団)が開催される。孫さんが亡くなった3年後の2005年に故人の偉業を偲んでスタートした。今年で12回目、在日同胞への参加の呼びかけは今回、初めてになる。
11月20日、ソウルの五輪競技場スタート
今年は孫さんが1936年のベルリン五輪で金メダルを取ってから80年の記念すべき年。「民族の英雄」と称えられた偉大なスポーツマンが、生涯をかけて平和・友好に尽力してきた縁で、イベント名に「平和」が冠せられている。
公益財団法人・日本ユネスコ協会連盟所属「スポーツと平和を考えるユネスコクラブ」の寺島善一・明治大学名誉教授は、「平和だからこそスポーツが成り立つと主張してきた孫さんの人生は、ユネスコ憲章の精神そのもの。スポーツのすそ野の広がりに尽力し、韓日友好・交流に捧げた人生でもあった」とこの企画に協賛し、日本からの参加者募集を決めた。
参加レースは、5キロ、10キロ、ハーフ、フルマラソンの4種類。希望のレースを選択できる。
参加期間は11月18日から21日の3泊4日。宿泊はソウル五輪公園内のオリンピックパークテル。経費は航空運賃を除き9食付きで約7万円。18日16時に宿泊ホテルに集合する。19日は孫基禎記念館訪問やソウル市内観光が組まれている。募集人数は20人。締め切りは9月15日。問い合わせはユネスコクラブの小林事務局長(080・8874・4874)、メールはh.kobayashi870@gmail.com
(2016.8.15 民団新聞)