掲載日 : [2016-12-07] 照会数 : 5195
朝鮮通信使テーマに「韓日歴史・文化フォーラム」
【愛知】「韓日歴史・文化フォーラム」(民団愛知事業部、フォーラム実行委員会主催)が11月19日、愛知韓国人会館で開かれた。第46回のテーマは今年3月、ユネスコ本部に朝鮮通信使の世界ユネスコ記憶遺産登録を申請したのを記念して「朝鮮通信使シンポジウム」とした。160人が熱心に耳を傾けた。
はじめに、申請資料の選定に関わった東海地方朝鮮通信使研究会の貫井正之代表が申請までの経過、通信使資料登録の目的と特徴などについて語った。
続いてのパネルディスカッションでは「訳官吏と日本文化」(池内敏・名古屋大学教授)、「名古屋と朝鮮通信使」(千田龍彦・読売新聞中部支社記者)、「雨森芳洲と朝鮮通信使」(佐々木悦也・高月観音の里歴史民俗資料館副参事)をテーマとした報告があった。コーディネーターは尹大辰氏(民団愛知本部副議長、愛知淑徳大学講師)が務めた。
(2016.12.7 民団新聞)