掲載日 : [2016-07-13] 照会数 : 3954
BIGBANGデビュー10周年…映画「MADE」公開
[ 映画公開を前にVIP試写会で会見するBIGBANGの5人(6月28日ソウル) ]
全国のTOHOシネマ系で
韓国を代表するK‐POP男性5人組「BIGBANG」がデビューしてから10周年を迎えた。韓国や日本をはじめ、世界で驚異的な人気を集め、経済効果だけでなく韓国に対するイメージアップも牽引してきた。記念プロジェクトは様々な企画を予定しているが、その一環として製作された映画「BIGBANG MADE」が6月30日、韓国で一斉に封切られた。日本では6月28日に先行上映会、7月2日から全国のTOHOシネマ系などで期間限定公開されている。
同作は、昨年4月から今年3月まで世界13カ国・地域32都市66公演で約150万人を動員した2度目となるワールドツアー「MADE」を追ったドキュメンタリー映画で、メンバーの要望により、公演前のステージをチェックする姿、待機時間にふざけ合う姿、ステージ後、へとへとになって横たわる姿など、意図や設定のないありのままの素顔を捉えている。
映画の中でメンバーは所属事務所との契約更新や兵役を控えた心境なども率直に語っている。
10代はじめに練習生になったG‐DRAGONは所属事務所を「家」と表現。家を出ることは考えたことがないと契約更新の理由を説明した。
メンバーのリーダーで一番年上のT・O・Pは、全員が意見一致して契約更新に臨んだと伝えた。彼は兵役のため来年入隊する予定で、他のメンバーも相次いで入隊する。
これにより5人全員での活動がしばらくできなくなるのは残念だと明かした。このこともあり、メンバーたちにとってワールドツアーは深い意味を感じていた。
T・O・Pは「どんな人にも存在する理由があるとしたら、僕たち5人はBIGBANGになるために生まれてきたと思います」と話した。
同作は2DバージョンのほかスクリーンXバージョンも製作。韓国の複合型映画館大手「CJ CGV」と韓国科学技術院(KAIST)が世界に先駆けて開発したもので、270度の3面スクリーンに映像を映し出す多面上映システム。コンサート会場にいるかのような臨場感を味わえる。
来月、ソウルで記念コンサート
8月20日にはソウルワールドカップ競技場でデビュー10周年記念コンサートを開催する。所属事務所のYGエンターテインメントが6月29日に発表した。06年のデビュー当時から最近のヒット曲までを披露する。メンバー自らが企画に参加し、多彩な演出とパフォーマンス、イベントでファンを楽しませるという。チケットは7月14日午後8時から韓国予約サイトの「オークション・チケット」で販売される。
(2016.7.13 民団新聞)