掲載日 : [2016-10-26] 照会数 : 4298
新韓日関係発展へ「70周年」記念シンポ…在外同胞財団が主催
民団創団70周年記念シンポジウム「民団70年と韓日関係の新たな未来眺望」が20日、在外同胞財団が主催し、民団東京本部が主管して韓国中央会館(東京・港区)で開かれた。民団や婦人会幹部110余人が参席する中、同胞財団の朱鐵基理事長は基調講演で「昨年末の慰安婦問題合意以降、回復した韓日関係の未来志向的発展の転機を継続させなければならない。相互理解と協力の精神でさらに育てよう」と強調した。
主題発表をした早稲田大学韓国学研究所の李鍾元所長は「韓日関係は2005年頃から歴史問題と領土問題が噴出し、今は『韓流』が逆流、『嫌韓』が渦巻いている。いかに在日同胞が賢明に生きるかが問われている」と指摘した。
日韓交流祭り協会の権鎔大事務局長は「毎年6〜7万人が来るほど定着した。今後は民団が主導して韓日文化表現の場として活用を」と要望した。
指定討論で民団中央本部の林三鎬副団長は「在日同胞の大統合が、南北統一への最大の貢献になる」と力説した。東京本部の金秀吉団長は「民団は、次世代育成など様々な課題に対処する在日同胞社会の求心体として飛躍する」と固い決意を明らかにした。
(2016.10.26 民団新聞)