掲載日 : [2016-10-26] 照会数 : 6865
<婦人会東京>21支部会員心一つに「国際文化作品展」
[ 折り鶴をあしらったツリーを見る婦人会役員ら ]
婦人会東京本部(河貴明会長)の「第35回国際文化作品展示会」に同21支部と東京日韓親善協会連合会(保坂三蔵会長)から約300点が寄せられた。作品は18、19の両日、東京・港区の韓国中央会館大ホールで展示された。
渋谷支部は親指ぐらいの大きさの折り鶴でデコレーションした華やかなツリーを出品した。折り鶴は広告用のチラシを活用した。月1回開かれる同支部の例会に参加した会員21人が、子どもたちと一緒になり3カ月がかりで約6000羽を折った。一方、品川支部のツリーは近隣の公園から拾ってきたドングリと松ぼっくりを使った。ボンドで接着したビーズと唐辛子がアクセントになっている。
足立支部は台風10号で被災した岩手県岩泉町に贈る「復興ぞうきん」を出品した。支部の例会に集まった会員が一つひとつ心を込めて縫い上げたという。このほか、墨田支部の韓紙工芸や福袋、目黒のパッチワークなどアイデアあふれる作品が目立った。
河会長は「各支部会員が作品作りを通じて親睦を図り、一つになるところにこの展示会の意味がある」と述べた。
18日の開会式席上、金文子さん(飯田深雪アートフラワー助教授&リアルクラフト、大田区)が、シルクの布地を使って制作した無窮花のオートクチュール・フラワー「郷愁」を駐日韓国大使館に寄贈した。
(2016.10.26 民団新聞)