掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 6390
世代超え4百人交流…民団京都「マダン」
[ 子どもと大人が一緒になって ]
舞台発表やカラオケ
【京都】民団京都本部(河相泰団長)の活性化と、次世代育成事業を兼ねた「同胞交流ハンマダン」(同実行委員会主管)が12日、京都市東山区の京都国際学園で開かれた。民団をはじめとする同胞各機関から年齢層も幅広く400人が参加。舞台やカラオケ大会などを楽しんだ。
河鉄也実行委員長が力強く開幕を宣言。舞台では民団南京都支部オリニクラブ、婦人会京都本部コーラス部、民団舞鶴支部サムルノリサークルがそれぞれ日ごろの文化活動で磨いた成果を披露し、大きな拍手を受けた。
カラオケ大会では歌に自信のある有志が出場、機器が表示する点数で歌唱力を競いあった。歌が始まると婦人たちによる踊りの輪ができた。最後は「お楽しみ抽選会」でお土産を手にした。
会場では韓国の教科書に在日同胞史の記載を求める署名や、熊本地震の被災者を支援するための義捐金募金も行った。ある参加者は、「大勢の同胞と会えることができてうれしい。準備してくれた焼き肉弁当もとてもおいしかった」と述べた。
河団長が「夢と希望にあふれる京都民団組織の創造に向けてまい進していく」とあいさつ。駐大阪韓国総領事館の趙在副総領事も祝辞を述べた。京都韓国教育院からは朴在植院長が参席した。
(2016.6.22 民団新聞)