掲載日 : [2016-07-27] 照会数 : 6449
県日韓協総会で伝統楽器の公演…民団、総領事館共催
【岩手】韓国の伝統楽器、ヘグム(奚琴)と韓国の笙、センファンの音色を楽しむ公演が12日、盛岡市内のホテルで開かれた。県日韓親善協会総会の開催を記念して駐仙台総領事館、岩手県日韓親善協会、民団岩手本部の3者が共催。日韓協会員をはじめ、岩手の民団・婦人会関係者、韓国語講座の受講生ら80人を招いた。
ヘグムの奏者は韓国でトップクラスと評価の高いノ・ウンア氏。センファンとピアノの伴奏のもと韓国民謡「豊年歌」「アリラン」のほか、日本の歌曲「荒城の月」やフォークソングの「遠野物語」などを詩情豊かに演奏した。アンコールで演奏した美空ひばりのヒット曲「川の流れのように」ではメロディーに合わせて聴衆が全員で合唱した。
来賓の岩手県議会の田村誠議長は「音楽を聞いてますます韓国に行きたくなった」と感想を語った。このほか、達増拓也県知事の代理、日韓親善協会中央会の石井和美理事長らが参席した。
(2016.7.27 民団新聞)