掲載日 : [2016-02-24] 照会数 : 5682
<津商業高>民団で異文化体験…人権フィールドワーク
[ 韓久事務局長の講演を聞き、熱心にメモをとる ]
【三重】三重県立津商業高校(津市)の生徒たちが16日、民団三重本部(殷慶基団長)を訪れた。「総合的な学習の時間」を使って、同校が1年生を対象に毎年実施している「人権フィールドワーク」の一環。
はじめに、韓久事務局長を講師に「異文化理解と多文化共生に関する諸問題」について学んだ。チャンゴやプクなど韓国の伝統楽器に直接触れて、韓服の試着体験も楽しんだ。
婦人会三重本部(崔美代会長)からは、トックとキムパの作り方を学んだ。崔会長は、「身近な食を通じて、楽しみながら韓国のことを学んでほしい」と語りかけた。
同本部を訪れるフィールドワークは約15年前から欠かさず続いている。用意された10のコースのなかから、今年は例年を上回る22人が民団行きを選択した。
(2016.2.24 民団新聞)