掲載日 : [2016-02-24] 照会数 : 4186
人権差別撤廃へ法案の成立促求…市民集会開く
【大阪】「人種差別撤廃施策推進法案」(人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案)の早期成立を求める市民集会が20日、大阪市内で開かれた。
参議院議員の有田芳生さんが「人種差別撤廃施策推進法のゆくえ‐ヘイトスピーチ(差別の煽動)をなくすために」と題して基調報告。「人種差別、ヘイトスピーチの厳密な定義を作っていかなければならない」と強調した。
法案は民主、社民両党などが提出した理念法。昨年、参議院法務委員会で審議されたが、与党はヘイトスピーチの防止に特化するよう主張した。各党が合意できる内容を模索したが、昨年9月27日の国会会期末に間に合わず、今国会で継続審議されることになっている。
(2016.2.24 民団新聞)