掲載日 : [2016-10-12] 照会数 : 6324
創作オペラ再演の田月仙さん招く…記者・市民セミナー
在日2世オペラ歌手の田月仙さんが5日、民団中央本部主催の第206回記者・市民セミナーに招かれ、昨年に続き再演が決まった創作オペラ「ザ・ラストクイーン」について語った。この作品は、日本の皇族・梨本宮家に生まれ、朝鮮王朝最後の皇太子妃になった李方子をモデルにしている。
田さんは「日本で生まれ育った在日同胞の私にとって、韓日は二つの故郷。両国の狭間で激動の人生を生き、『和を求めた』李方子さんにオーバーラップするものがある。彼女の15歳から87歳までの人生を一生懸命演じたい」と意欲を示す。
公演は11月1日19時半、2日15時にさくらホール(東京・渋谷区文化総合センター大和田)で開演。チケットはS席9000円、A席7000円、B席6000円。
問い合わせはカラフネット(03・3366・12299)。
(2016.10.12 民団新聞)