掲載日 : [2016-07-13] 照会数 : 3704
<婦人会東京>高齢生徒もはつらつ…第3回国際伝統文化フェス
[ 国際伝統文化フェスティバルに出場した「韓国カラオケ教室」の11人は4曲を披露した ]
婦人会東京本部(河貴明会長)主宰の「国際伝統文化教室」で学ぶ生徒たちによる「第3回国際伝統文化フェステイバル」が9日、東京・新宿の韓国文化院であった。会場を埋めた300人の観客を前に韓国民謡、韓国舞踊、チャンゴ、カヤグム、五面太鼓などでいちだんと習熟した演技を見せた。
民団大田支部チャンゴチーム(リーダー、兪暁久さん)によるタルチュムとサムルノリでスタート。印象的な演出で観衆の注目を集めた。
「韓国カラオケ教室」は11人が出演。「サランヘ」など4曲を披露した。同教室の初代講師、金日権さんは「高齢なのに3年前より元気。声もよく出ていた」と上達ぶりを認めた。メンバーの河榮希さん(83)は「私自身の体が楽器。発声練習の前にスクワットで鍛えている」という。呉和子さん(73)も「いい運動になる。夜のご飯がおいしい」と笑顔を見せた。
観客の高哲明さんは若い女性2人の創作剣舞がお気に入り。「第1回目から注目して見ている。動きがいちだんと洗練されてきた」と語った。
東京日韓親善協会連合会(保坂三蔵会長)は日本の民俗芸能で舞台に花を添えた。婦人会中野支部の趙新連会長は「去年より企画がいい。見応えがあった」と語った。民団東京本部の金秀吉団長が祝辞を述べた。
(2016.7.13 民団新聞)