掲載日 : [2016-07-13] 照会数 : 7133
韓日友好民団と協力…着任の李大使
出迎えの中央幹部に強調
李俊揆・新駐日大使が8日夕方の便で羽田空港に到着した。民団中央本部の呉公太団長、呂健二議長、韓在銀監察委員長らが出迎えた。呉団長は「李大使の指導力で、韓日関係を盤石なものにしてほしい」と要望した。李大使は「在日同胞社会をけん引する民団とともに、尽力したい」と抱負を述べた。
李大使は空港内で開かれた会見で記者団に対し「何よりも昨年末に合意した慰安婦問題を誠実に履行することが非常に重要だ」と語り、政府間だけでなく民間レベルでも多様な協力を進める必要があると強調した。
着任に先立つ4日、李大使は韓国外交部で日本の記者団と懇談し、「昨年末の韓日合意などで、関係回復と協力拡大の基盤ができた」と述べ、経済関係に関しては日本の各界各層と幅広く交流し、「両国の経済活力を取り戻すために積極的な役割をしていきたい」と強調。また、今秋以降に日本で開催予定の韓日中首脳会議に際して、朴槿恵大統領の訪日実現に期待を表明した。
(2016.7.13 民団新聞)