掲載日 : [2016-01-27] 照会数 : 4437
浅川兄弟偲び焼酎「白磁の人」…出身地で限定販売
【山梨】「浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会」(永関福次会長、北杜市高根町)は6月の同会設立20周年を前に、浅川兄弟が愛した白磁を容器にした「本格焼酎『白磁の人』」(写真)を200本、限定販売している。
武の井酒造(北杜市高根町箕輪)が地元梨北米で醸造した米焼酎(25度)で720㍉㍑入り。商品名は浅川巧の生涯を描いた同名小説の作者、江宮隆之さんの了解を得て採用した。白磁の容器は岐阜県多治見産。
事務局の比奈田善彦さんは「浅川兄弟がマッコリや焼酎をたしなんでいたことにちなんで、企画しました。贈答品として利用してもらい、飲み終わった後は一輪挿しとして使ってください」と話している。北杜市長坂町大八田のきららシティー内の酒店「地酒の八峰」で取り扱い中。3500円(税込み)。
浅川兄弟は北杜市出身。日本から植民地統治下の韓国に渡り、国や民族を超えて韓国人のために尽くした。なかでも弟の巧は昨年8月、朝鮮日報と国立大韓民国歴史博物館が選定した「韓国を輝かせた世界の70人」にも選ばれている。
(2016.1.27 民団新聞)