掲載日 : [2016-01-27] 照会数 : 6226
民団新年会
静岡(姜再慶団長、17日=静岡市クーポール会館)前法相の上川陽子衆議院議員(自民党)や大口善徳衆議院議員(公明党)など多くの来賓が参席。民団と連携して「朝鮮通信使」の世界記憶遺産登録を実現させたいと述べた。民団の林三鎬副団長が国会議員在外選挙への参加を呼びかけた。
新潟(金慶昭団長、17日=新潟市内ホテル)90人が参加。新潟市の篠田昭市長が「日・韓・中の大交流時代になるよう、新潟がリードしていきたい」と抱負を述べた。金団長も「国際交流の活発化に力を発揮していきたい」と応えた。席上、北韓の核実験に対する抗議決議文が採択された。
岩手(申百=団長、12日=県内ホテル)申団長は「民団の各事業について着実に履行し、韓日の懸け橋の役割を担っていきたい」と抱負を述べた。梁桂和駐仙台総領事、県日韓親善協会から鈴木昭博事務局次長が出席。80人が集まった。申団長が幼児から中学生まで11人にお年玉を手渡した。
石川(金沂秀団長、17日=同本部)趙建=駐新潟総領事が石川県日韓親善協会の稲村建男会長の功績を称え、外交部長官からの表彰状を授与した。また、北韓の核実験に対する抗議文も採択した。2部で婦人会石川本部(金 嬉会長)が韓国民謡を披露。80人が楽しんだ。
富山(金仁団長、17日=同本部)県日韓親善協会の成田隆専務理事が、国交正常化50周年行事で県民会館大ホールをかつてない1300人以上で埋めた昨年のイベントを振り返り、「今年も民団と協力して活発な行事をやりたい」と呼びかけ、金団長も同意した。席上、北韓の核実験に対する抗議文が読み上げられた。
兵庫(李圭燮団長、15日=エスタシオン・デ・神戸)兵庫県から金澤和夫副知事、神戸市から久元喜造市長が参席。それぞれ、昨年行われた県と市の訪韓事業(地域韓日交流)の成果を強調した。李団長は、民団兵庫の創団70周年記念事業を9月に行うと明らかにした。全体の参加者は約350人。このうちの約半数は国、県、市議員、行政、日韓協関係者などの来賓で占められた。
岡山(宋燦錫団長、9日=岡山市内のホテル)320人が出席。伊原木隆太県知事、大森雅夫岡山市長ら多数の来賓を前に、宋団長がヘイトスピーチ抑制に向けた対策と法制化を要望。また、朝鮮通信使のユネスコ記憶遺産登載への協力も呼びかけた。式典に先だって政府褒章の伝達も行われた。第2部では新春歌謡ショーと景品抽選会も。
島根(金吾男団長、17日=松江市内ホテル)県議、市議、経済人などが多数参加し、今年で13年目を迎える民団島根の多文化共生交流事業を評価した。団員主体だったこれまでの交流会とは趣が変わり、90人が参加した。自民党の大越俊一県議は昨年の慰安婦問題合意を高く評価。田中明美県議(自由民主党島根県議会議員連盟)も「隣国は変えることができない。小さなことから一歩一歩着実に進んでいくことが大事だ」と述べた。
山口(姜昌憲団長、16日=釜山ロッテホテル)団員の要望を受けて、4年ぶりに釜山での開催となった。下関市から坂本康一副市長が参席。姉妹提携している釜山市の金奎玉経済副市長とあいさつに立ち、それぞれ「地方交流を深めていきたい」と抱負を述べた。姜団長も両国の懸け橋として積極的に活動していくと約束した。婦人会山口県本部との共催で120人が参加した。
大分(韓一男団長、16日=同本部)例年を上回る53人が参加。立命館大学アジア太平洋大学(別府市)で学ぶ韓国人留学生もお祝いに駆けつけた。韓団長はヘイトスピーチに対する法規制の実現に向けて尽力していくと述べた。県日韓親善協会から橋下均会長が参席した。
(2016.1.27 民団新聞)